「プロモーション委員会のエコ活動」
今大会でプロモーション委員会はエコ活動にも取り組んでいます。
来場者のゴミの分別収集もそのひとつですが、
その中で特にペットボトルのキャップの回収に力を入れています。
アジア・アフリカの一部の地域では、ポリオワクチンが無くて苦しんでいる子供たちがたくさんいます。
ポリオワクチンは1人分20円です。
ペットボトルのキャップを再資源化事業者に売却すれば、400個で10円になります。
従ってキャップを800個(20円分)集めれば1人の子供の命が救えることになります。
このキャップ回収運動を、
「エコキャップ推進協会」というNPO法人が全国的に展開しています。
同法人の笹森理事長は
「日常生活の中で普段に利用されているペットボトルのキャップを
一般のゴミに混ぜてしまいますと焼却処分されてCO2の発生源になり、
また埋め立て処分されると土壌を汚染し、
私たちが住む地球環境を破壊することになります。
このキャップを分別回収し再資源化を促進させることにより
CO2の発生抑制に寄与できると同時にキャップの売却益で、
世界の子供たちにワクチンを届け命を救うことだできるとしたら、
それは国境を越えた未来へのすばらしい贈り物になると思っています。」
と述べています。
回収されたキャップは、再資源化事業者に購入してもらい、
そこでコンクリートパネル、ボールペン、箸などを製造します。
今大会で回収されたキャップは、田川郡福智町にある
(株)プラテクノマテリアルに送って再利用してもらいます。
「 ちりも積もれば山となる」の例え通り、見た目は小さな運動でも
積もり積もれば大きな力となるに違いありません。
今大会が初めての取り組みですが、この運動がさらに大きく発展して実を結ぶことを願っています。
(広報担当・赤穂) |