ごあいさつ

大会名誉会長 福岡市長 
髙島 宗一郎

「福岡国際女子テニス2019」が、盛大に開催されますことをお喜び申し上げますとともに、国内外から福岡市にお越しいただいた皆様を、心より歓迎いたします。

現在の日本女子テニス界は、全米オープン、全豪オープンを制した、大坂なおみ選手の活躍はもちろん、穂積絵莉選手と二宮真琴選手のペアも、全仏オープンのダブルス準優勝という快挙で、これまで以上に女子テニス界の注目度と期待度が高まっております。
これからのテニス界を担う有望な選手が本大会を経験し、世界に羽ばたいていることを大変誇りに思いますし、今回出場される選手におかれましても、本大会を契機に、さらなる大きな舞台へ飛躍されることを願っております。

さて、2019年は、福岡市においてテニス以外にも大規模スポーツ大会が目白押しとなっております。
６月には「日本陸上競技選手権大会」、９月と10月には「ラグビーワールドカップ」が開催され、また、2020年「東京オリンピック・パラリンピック」の翌年2021年には、「世界水泳選手権」が福岡市において開催されます。
スポーツへの関心がますます高まっていくこの機会を捉え、「する・みる・支える」の３つの視点に立って、スポーツの普及・振興に積極的に取り組んでまいりますので、今後とも皆様方のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、九州テニス協会をはじめ、関係者の皆様に心から敬意を表しますとともに、本大会の成功と選手の皆様のご健闘を祈念いたしまして、挨拶といたします。

大会名誉顧問 西日本新聞社 代表取締役社長 
柴田 建哉

福岡国際女子テニス2019が国内外から多くの選手、役員の皆様をお迎えし、盛大に開催されますことを主催者のひとりとして大変嬉しく思います。

本大会は2001年に第1回大会が開催されて以来、今年で19回目を迎えます。これまでアリシア・モリック選手やアナ・イワノビッチ選手、クルム伊達公子選手、大坂なおみ選手らが出場しており、世界レベルの高い技術と熱戦の模様を間近に見ることができる国際大会として定着しております。世界四大大会出場を目指す女子選手とってはWTAランキングポイントを獲得できる重要な国際大会でもあります。

過去この大会に出場した大坂なおみ選手が、全米、全豪を優勝し、世界ランキング1位となったのは皆さんご存知のことと思いますが、昨年の本大会の覇者であるボルター、ケティ選手も世界ランキングを大幅に伸ばしています。今回出場される選手の皆さんも、この大会をステップに四大大会や2020年の東京オリンピックで活躍する選手が出てくることを期待しております。

最後になりましたが、本大会の開催にご尽力をいただきました九州テニス協会をはじめ、関係各位に心から敬意を表し、本大会の成功と今後ますますの発展を祈念しご挨拶といたします。

大会会長 九州テニス協会 会長 
本村 道生

今年も世界の各地より多数の選手をお迎えして、「福岡国際女子テニス2019」が盛大に開催出来ますことを大会関係者一同心より喜んでおります。
お陰様を持ちまして本大会も2001年以来、今回で19回目を迎えることとなりました。

4月終盤より、岐阜、福岡、久留米、軽井沢と4週連続でITF（国際テニス連盟）公認の大会が日本国内で行われます事は、特に世界を目指す日本の選手にとりましては、WTAランキングポイントを獲得できる貴重なチャンスとなります。

昨年秋のUSオープン、今年初めの全豪オープンのグランドスラム2大会を連続優勝し、一躍世界ランキング1位に上り詰めた大坂なおみ選手ですが、彼女も2014年には福岡、久留米大会に出場し経験を積んでいました。
現在、世界で活躍する日比野菜緒選手、土居美咲選手、奈良くるみ選手も数年前に本大会を経て世界の舞台へと駆け上がりました。また、昨年の優勝者ボルタ―、ケティ選手（イギリス）、一昨年の優勝者のリバリコワ選手（スロバキア）もランキングを上昇させ、グランドスラム大会、WTAツアーで活躍中です。

今年も、国内及び世界各国からご参加頂いた女子選手の皆様が、日頃の鍛錬による体力と技術、そしてテニスを愛する情熱を発揮し、この貴重な経験を糧に、近い将来グランドスラム大会やWTAツアーの大舞台で活躍されますことを期待致しております。

また観客の皆様方には、目の前で繰り広げられる世界レベルのパワー、テクニック、そして女性ならではの華麗なプレーなどトッププレーヤーの熱戦を十分に堪能して頂き、近い将来世界のテニスを担う選手達に温かい拍手と声援を送って頂きますようお願い致します。

最後になりましたが、今大会を開催するにあたり、変わらぬご支援ご指導を賜りました関係各位、また大会運営にご尽力頂いて下さいました皆様に心より感謝を申し上げましてご挨拶と致します。